| 研究課題/領域番号 |
20K11321
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| 研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
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研究代表者 |
佐藤 敏郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (80567222)
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| 研究分担者 |
出村 慎一 金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20155485)
長澤 吉則 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40299780)
浮田 咲子 関東学院大学, 教育学部, 准教授 (90461764)
青木 宏樹 福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 准教授 (90622564)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 浮き趾 / 運動競技選手 / 足趾測定法 |
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| 研究実績の概要 |
多くの運動競技は、身体の瞬発的な移動や制止を伴うことから足趾に過度の負担をかけ、足趾はシューズの影響も強く受ける。長期に及び競技経験、及びシューズによる足趾への過度の圧迫は、足趾に大きな影響を及ぼし、その影響は競技種目間で異なり、足裏や足趾に病的足趾（浮趾）変形をもたらす可能性がある。しかし、実態は不明である。本研究は、浮き趾を含む足裏形態の運動競技種目間差を明らかにし、浮き趾と足裏形態、履物、下肢・腰・肩関節の痛み、等の関係を検討する。
令和2年度は、新規開発予定の浮き趾測定器具及び具体的な測定法の開発に取り組み、次の内容を検討することを課題とした。①簡便で合理的な浮き趾測定（判定）法の検討。②浮き趾を含む足裏調査表の作成。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、予定していた日程で業者との協議ができず、またメールでの協議では意図が伝わりづらく、加えて、手直しなどの再依頼もあり、機器の開発が遅延した。
現在、業者と器具の開発調整をほぼ終え、令和3年度初旬には納品可能となっている。そのため、②においては、従来から使われている足裏バランス測定装置フットルック（フットルック社）によって野球選手49名の浮き趾、扁平足の判定と足部調査を行い日本体育測定評価学会第20回大会（令和3年2月28日）にて研究発表を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和2年度は、新規開発予定の浮き趾測定器具及び具体的な測定法の開発に取り組み、次の内容を検討することを課題とした。①簡便で合理的な浮き趾測定（判定）法の検討。②浮き趾を含む足裏調査表の作成。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、予定していた日程で業者との協議ができず、またメールでの協議では意図が伝わりづらく、加えて、手直しなどの再依頼もあり、機器の開発が遅延した。よって、上記区分の「（３）やや遅れている」に該当すると判断した。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり機器の開発及び従来機器による１運動競技種目のみの測定となった。令和3年度は、器具も納品されることから、前年度の課題に加えて、陸上競技選手、球技選手の浮き趾測定に取り組む予定である。
ただ、測定は協力校である大学及び各競技クラブの承諾・協力が必要であり、コロナウイルス感染症の影響でどの程度、承諾、協力が得られるか現時点では不明である。
最善を尽くして新規開発器具を利用し、データを取り、学会発表を行い、論文化したいと考えている。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍であったことにより、測定機器の開発が遅れ、納品されなたかったため未使用額が生じた。次年度納品時に使用する計画である。
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