• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

方向転換能力の評価指標としてのCODdeficitの有用性に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K11339
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

八十島 崇  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00435091)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード方向転換能力 / 方向転換走 / COD deficit / 走スピード / 下肢パワー
研究成果の概要

本研究の目的は、change of direction(COD)能力を評価するための指標として方向転換走タイムと直線走タイムの差によるCOD deficit(CODD)が有用であるかどうかを検討することであった。その結果、CODDは、COD走時の走スピード様相に反映しない場合があることや下肢パワー発揮、COD能力を高めるトレーニングによる変化と関連しないことが確認された。したがって、COD能力をCODDで評価するには不確定な要素が多く、場合によってはCOD能力の評価を見誤ってしまう可能性があると考えられた。

自由記述の分野

スポーツ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

方向転換(change of direction:COD)能力は、球技スポーツ選手にとって不可欠な体力要素である。本研究は、COD deficitによるCOD能力の評価の可能性について検討したが、結果的に指標としての不確定さの一端を明らかにすることとなり、その点では学術的に意義があるといえるだろう。また、得られた知見は球技スポーツ選手の体力評価の他に、トレーニングや運動指導の場面に活用することができ、その点で社会的意義は少なからずあると考えられる。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi