• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実績報告書

スポーツ観戦と持続的ウェルビーイング:先行要因と結果要因の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K11371
研究機関法政大学

研究代表者

吉田 政幸  法政大学, スポーツ健康学部, 教授 (60557445)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードウェルビーイング / ファンウェルビーイング / ファンエンゲージメント / チーム・アイデンティフィケーション / スポーツ観戦
研究実績の概要

2023年度は本研究の最終年度(4年目)であった。前年度(2022年度)と同様の対象者(5球団のプロ野球観戦者)からプロ野球のシーズン終了後の11月にデータを収集し、追跡調査を行った。彼らは2022年度に二度の調査(6月と11月)において回答していることから、結果として、3時点(2022年6月、2022年11月、2023年11月)のデータを連結した縦断的研究が可能となった。
2023年度の調査(3回目の調査)はプロ野球のシーズンが終了した11月上旬に実施し、417名から回答を得た。その結果、2022年度に実施した2回の調査(1回目=1,124人、2回目=635人)と合わせ、3回のオンラインアンケートのすべてに参加した対象者のサンプルサイズは417名となった(n = 417)。
調査では人生全般のウェルビーイング(Flourishing:人間的開花)と6つの生活領域(社会生活、レジャー生活、家庭生活、仕事、健康、自己実現)の満足度を測定するための質問項目を使用し、併せてシーズン終了時のスタジアム観戦回数とテレビ観戦回数を測定した。2022年度と2023年度の2年間に及ぶ追跡調査の目的は、シーズン中のチームへの愛着(チーム・アイデンティフィケーション)とファンのエンゲージメント行動がシーズン終了時のファン・ウェルビーイングを介して、次年度の人生全般のウェルビーイング(人間的開花)にどのような影響を及ぼしているのかを検証することであった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 その他

すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (1件)

  • [国際共同研究] University of Bath(英国)

    • 国名
      英国
    • 外国機関名
      University of Bath
  • [国際共同研究] German Sport University Cologne(ドイツ)

    • 国名
      ドイツ
    • 外国機関名
      German Sport University Cologne
  • [国際共同研究] University of Kansas(米国)

    • 国名
      米国
    • 外国機関名
      University of Kansas
  • [国際共同研究] Zurich University of Applied Sciences(スイス)

    • 国名
      スイス
    • 外国機関名
      Zurich University of Applied Sciences
  • [雑誌論文] Fan Engagement Behavior: Validation of a Theory-Based Scale2024

    • 著者名/発表者名
      Yoshida Masayuki、Biscaia Rui、Uhrich Sebastian、Gordon Brian S.、Huettermann Marcel、Nakazawa Makoto
    • 雑誌名

      Journal of Sport Management

      巻: 38 ページ: 133~150

    • DOI

      10.1123/jsm.2023-0075

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi