| 研究課題/領域番号 |
20K11376
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| 研究機関 | 朝日大学 |
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研究代表者 |
林 卓史 朝日大学, 経営学部, 准教授 (80454263)
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| 研究分担者 |
佐野 毅彦 慶應義塾大学, 健康マネジメント研究科(藤沢), 准教授 (20407133)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 野球投手 / 勝率 / 球質 / ピッチデザイン / 投球数制限 |
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| 研究実績の概要 |
当該年度においては、コロナ禍において、アマチュア野球公式戦が大幅に減少し、計測結果と試合結果との照合を十分に行なうことができなかった。そのため、本研究の目的である、「勝率を高める投手」をピッチデザインの観点から十分に明らかにすることはできなかった。一方では、トラッキングシステムを用いて高校・大学・社会人野球チームに対しての計測は実施しており、データの収集を実施した。これらのデータを踏まえ、来年度は研究実施計画に沿い、勝率を高めるためのピッチデザインについて具体的な提案やコーチングを行なう予定である。また、球種の組み合わせに加えて、勝率を高める投手の要素に関する仮説を立案しており、計測結果と照合しながら、研究を推進していく予定である。
来年度は、アマチュア野球の公式戦試合数が回復することが見込まれ、試合結果との照合を踏まえ、研究実施画に沿った「勝率を高める投手」に関する研究を推進していく予定である。仮に、アマチュア野球の試合数が回復しない場合でも、取得したデータから、本研究を推進していく予定である。
研究実施計画において、最終年度の米国で開催されるSABR Analytics Conferenceでの研究成果発表を予定している。SABR Analytics Conference来年度の開催方法は未定であるが、研究動向を注視していく。
本研究を推進することで、複数投手制の実現に貢献し、特定の投手への過負荷を回避することが見込まれる。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2020年度は、コロナ禍の影響によりアマチュア野球の試合数が減少した。そのため、実際の試合結果との照合を十分に行なうことができなかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
投球計測を行なっている投手に対して、継続的な計測を実施する。
より勝率を高める方策についてピッチデザインの観点から助言を行ない、その有効性について検証を行なう。
また、球種の組み合せに加えて、勝率を高める投手の要素に関する仮説を立案しており、計測結果と照合しながら、研究を推進していくことで、本研究課題を達成していく。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により、アマチュア野球の試合数が大きく減少し、データ取得の機会が減少した。試合データの入力にあたり、人件費を計上していたが上記の理由から入力の機会がなく、人件費も使用しなかったことから、次年度使用額が生じた。
使用計画は、来年度に試合数が回復した場合には、試合データの入力にあたり人件費を使用する。
また、ピッチデザインの提案にあたり、ハイスピードカメラを購入する予定である。
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