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2023 年度 研究成果報告書

カーボローディングにより貯留する体水分の暑熱対策効果の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 20K11390
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関宮崎大学

研究代表者

塩瀬 圭佑  宮崎大学, 教育学部, 准教授 (70708106)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードグリコーゲン / 体水分量 / 生体電気インピーダンス法 / 暑熱環境
研究成果の概要

本研究では、カーボローディングによって生じる体水分量の増加が常温・暑熱環境下での体温変動へ及ぼす影響を検討した。
本研究の結果、カーボローディングは常温環境下での運動時の体温調整に影響は及ぼさないが、暑熱環境下での持久性運動時における深部体温の上昇を抑制する可能性が示された。しかし、カーボローディングによる体水分量の増加が深部体温の上昇を抑制するという直接的な証拠を得ることはできなかった。

自由記述の分野

スポーツ生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

カーボローディングは、運動中のエネルギー枯渇を防ぐという観点から、持久性競技のアスリートを中心に実施されている。一方、カーボローディングが暑熱環境下における運動時の深部体温上昇を抑制するという本研究のデータは、カーボローディングが暑熱対策としても有効であるという新たな可能性を示すものであった。本研究を基礎とした研究発展によって、カーボローディングをより多くの競技でパフォーマンス向上のために活用できる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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