研究課題/領域番号 |
20K11442
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
檜皮 貴子 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50463948)
|
研究分担者 |
長谷川 聖修 筑波大学, 体育系, 教授 (10147126)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | とっさの一歩 / 転倒予防 / バランス運動 |
研究実績の概要 |
令和2年度は,「とっさの一歩」を測定する装置を児童および高齢者に実施し,算出された値の妥当性および信頼性を検証する予定であった。しなしながら,COVID-19の影響で測定が全く実施できなかった。そのため,児童を対象とした小学校体育授業における動的バランス運動の介入効果について,すでに収集していたデータをもとに論文を作成した。児童の転倒予防目的で考案・指導したバランス運動の実施で,立ち幅跳びと反復横とびの値が向上し,授業評価も高い値で推移したことが明らかになった。 加えて,令和2年度は「とっさの一歩」を測定する機器におけるボードの不具合を調整し,測定がより安全に行えるための準備を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響で児童および高齢者を対象とした測定が全く実施できなかったため。今後,COVID-19の収束状況に応じて測定を開始し,必要に応じて規模を縮小して測定を実施したい。
|
今後の研究の推進方策 |
COVID-19が収束するまでは,先行研究のレビューや測定機器の調整,測定内容の精査を実施する。児童および高齢者の測定が可能になった段階で,規模を縮小しつつ測定を実施したい。児童および高齢者の測定が不可能な場合は,大学生を対象にすることで計画を変更したい。
|
次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響で測定が予定通りできなかったため,次年度使用額が生じた。
|