本研究は小学生の朝の身体活動が覚醒度にどのような影響を与えるのかについて明らかにするものであり,2つの研究課題を設定した.課題1は学校教育現場で有用となり得る覚醒度指標の検討であり当初,大学生を対象にフリッカー,棒反応,Visual Analog Scale(VAS)の測定を試み,VASの信頼性と妥当性を検証する実験を行う計画であった.が新型コロナウイルス感染症の蔓延により,実験ができず当初の計画を変更し,中学生を対象に棒反応とVASの測定を試みた.対象は中学2年生の男女41名であり,データに欠損がなかった28名が分析対象とされた.結果については現在分析中である. 課題2には至らなかった.
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