• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

大学体育授業は社会人基礎力の向上と第2期スポーツ基本計画に寄与するのか

研究課題

研究課題/領域番号 20K11503
研究機関別府大学短期大学部

研究代表者

中山 正剛  別府大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (40441787)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード社会人基礎力 / 第2期スポーツ基本計画 / 大学体育授業 / 卒業後 / 生涯スポーツ
研究実績の概要

本研究の目的は,大学における体育実技授業(以下,「大学体育」)が,「社会人基礎力」の醸成と「第2期スポーツ基本計画」の達成に寄与しているかどうかを大学生と卒業生への調査により明らかにすることである.具体的には,大学体育を受講したものが,受講後だけでなく卒業後のステージも,「社会人基礎力」や「生涯スポーツ」に好影響を及ぼしているかどうかについて明らかにするための調査を実施する.
2020年度の実施状況としては,先行研究を参考に調査(アンケ―ト)内容を精査した.調査内容としては,経済産業省が作成した12の要素から成る「社会人基礎力を自己評価する項目」に加えて,「運動行動ステージ」(岡,2000),「運動自己効力感(岡,2003)」,「意思決定バランス」(岡ら,2002),「授業構成因子」(丸井ら,2011)の項目を設けた.さらに,「第2期スポーツ基本計画」に寄与できているかどうかを明らかにするために,運動の「する・みる・ささえる」に関する項目や「スポーツに親しめているかどうか」に関する項目を検討した.また,研究倫理審査書類を作成中であり,今後,調査項目が完成し次第,申請する予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍による研究以外の業務が多忙になったことなどが要因で,研究協力者との打ち合わせの時間がほとんど取れず,自分の研究時間についても,十分に時間を割くことが出来なかった.

今後の研究の推進方策

当初の予定では,2年目にけ「研究倫理審査」をクリアしたうえで,インターネット調査業者を選定し,大学生への調査の協力校を依頼し,実際に調査を実施する予定となっている.しかし,1年目は,研究の打ち合わせが十分にできておらず,調査項目が決定していないため,倫理審査を受けることが出来ていない.よって,まずは,調査項目を確定させ,倫理審査を早急に受けることを早急に実施する.

次年度使用額が生じた理由

1年目に購入予定だったパソコンなどが購入できていなかったことや研究の打ち合わせを予定たがコロナにより出来なかったことなどが要因である.
2年目は,至急購入予定の物品を購入する.研究の打ち合わせについては,コロナ禍により集まることは難しいため,遠隔での打ち合わせになると思われる.その分は今年度も使用額として減ることになることが予想される.

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi