研究参加者は計25名。年齢は57+/-11(平均+/-標準偏差)歳。基礎疾患としては、脂肪肝 17名(中等度以上 16名)、非アルコール性脂肪性肝炎 11名、糖尿病 18名、脂質異常症 17名、高血圧症 13名であった。体格指数(BMI)は29.1+/-6.1 kg/m2。観察期間は6.4+/-1.2(平均+/-標準偏差)ヶ月であった。 観察期間前後の内臓脂肪量の変化と血中パルミトレイン酸(palmitoleic acid、C16:1(n-7)/パルミチン酸(palmitic acid、C16:0)濃度比(POA/PA比)の変化の関係を検討した結果、有意な正の相関関係が認められた。
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