研究課題/領域番号 |
20K11599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
越坂 理也 千葉大学, 予防医学センター, 准教授 (30466700)
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研究分担者 |
竹本 稔 国際医療福祉大学, 医学部, 主任教授 (60447307)
前澤 善朗 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (80436443)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 早期腎機能障害 / 予測危険因子 / 特定健診 / BMI / HbA1c / 歩行習慣 |
研究成果の概要 |
早期腎機能障害の予測危険因子の同定を目的として、日本人一般集団の特定健診データを分析した。複合エンドポイントは、ベースライン時にUACR≧30mg/gCreの参加者については血清クレアチニン値の倍増、eGFRの≧30%低下、尿アルブミン/クレアチニン比(UACR)の≧30%上昇、ベースライン時にUACR<30mg/gCreの参加者については≧30mg/gCreへの進行など、6年間の腎機能障害の進行。 結果、BMI、HbA1c、歩行習慣が腎機能障害の進行と有意に関連していた。結論として、BMIとHbA1cが高く、歩行習慣が少ないことは、一般集団においても早期の腎機能障害と関連していた。
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自由記述の分野 |
糖尿病・代謝・内分泌内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
検診受診者における早期腎機能障害の予測危険因子を明らかとすることが出来た。これにより今後、より予防や介入が必要な受診者を早期に検出することが可能となる。また予測危険因子が、BMI、HbA1c、歩行習慣であったことより、介入可能な内容であり、より検診の意義を高めることができる。 早期腎機能障害を予防することにより、医療費や医療資源の節約に繋がる。
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