• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

分散型SDNコントローラの統一的制御を可能にするデータベース定義型制御機構の構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K11802
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60060:情報ネットワーク関連
研究機関大阪電気通信大学

研究代表者

佐藤 寧洋  大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (80571554)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードSDN / ネットワーク制御 / データベースシステム
研究成果の概要

SDN におけるネットワーク制御情報をデータベースで一元管理することによってコントローラ間の同期問題を解決するとともに、ネットワーク設定状態の可視化や、異なるコントローラが混在した環境であっても同一の制御機構で制御できることを示した。本研究で取り組む予定であったデータベースシステムの構造設計、自律的に動作する機能コンポーネントおよび変換ドライバの開発についてそれぞれ目標通り実現できた。自作エンジンの応用例の一つとして、ユーザの通信挙動に基づく信頼度を指標とした経路制御エンジンを検討し、実運用に向けた具体的な機能コンポーネントについて実装した。

自由記述の分野

情報ネットワーク

研究成果の学術的意義や社会的意義

年々ネットワークの大規模化が進み、ネットワーク制御も複雑化してきており、SDN などの技術が積極的に利用されている。本研究で実現したデータベース型制御機構は、SDN 制御における分散型コントローラに対する柔軟性や統合的な制御を促進する技術であるといえる。多種多様な SDN コントローラに対して、実装や機器の差異を吸収することができる本提案手法は、運用面の管理・設備コストを低減するだけでなく、ユーザからの細粒度な要求に対して柔軟に制御しうる制御機構を提供しており、その点でも社会的意義は大きいといえる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi