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2022 年度 研究成果報告書

加算無限個のシェアを生成可能な秘密分散法の効率化と秘匿計算への応用に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K11819
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60070:情報セキュリティ関連
研究機関上智大学

研究代表者

澁谷 智治  上智大学, 理工学部, 教授 (20262280)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード秘匿計算 / 符号化計算 / 秘密分散 / マルチパーティ計算 / 非対話型マルチパーティ計算
研究成果の概要

大規模データを活用する様々なサービスが提供されているが、これらのデータにはプライバシー情報を含むものが多い.そこで、データを暗号化してデータ解析者に提供し、暗号化されたままでデータ解析を行う技術である「秘匿計算」が注目されている.
本研究では、(1)参加者数が可算無限となる場合にも指示関数の計算が行える非対話型マルチパーティ計算アルゴリズムを構築した.また、(2)ニュートン補間多項式に基づく符号化を利用することで、従来手法より高速な符号化計算を実現した.

自由記述の分野

情報理論

研究成果の学術的意義や社会的意義

機械学習やAIといった近年のデータ解析技術の飛躍的向上により、大規模データに基づく様々なサービスが提供されている.これらの活用を推進するためには、データに含まれるプライバシー情報への配慮が特に注意が必要である.本研究で得られた成果は、データを暗号化してデータ解析者に提供し、暗号化されたままでデータを解析するための基礎技術=秘匿計算をより効率的に実現するとともに、その適用範囲を拡大する基礎技術を与えるものである.

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公開日: 2024-01-30  

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