• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

多指操作を向上させるバイオフィードバックによる高精度極安定力覚提示に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K11916
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
研究機関広島工業大学 (2022)
東京工業大学 (2020-2021)

研究代表者

赤羽 克仁  広島工業大学, 情報学部, 准教授 (70500007)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードハプティックデバイス / ヒューマンインタフェース / バーチャルリアリティ
研究成果の概要

本研究では力覚提示装置の高精度と極安定の向上を目的としてバイオフィードバックによる多指操作力覚提示装置に関する研究を行なった.物体接触時における力覚提示装置の高精度の向上を目指し, 人が日常生活で無意識下で行っている把持力の変化を積極的に力覚提示に取り入れることを行い, バーチャルカップリングの係数を変化させることで現在まで提示できなかった高い剛性を実現した. 把持力の計測には把持を抽象化した専用のエンドエフェクタを作成し計測を行なった.これまでにない,操作性の向上と安定性の向上を計算機シミュレーションと評価実験により示した.

自由記述の分野

ヒューマンインタフェース

研究成果の学術的意義や社会的意義

多指操作環境の構築は手術手技,リハビリ,技術伝承,生産システムなど,様々な応用が期待されている.特にストリング駆動の力触覚提示デバイスは我々が世界に先駆けて研究・開発を行なっているシステムである.その中で,我々が提案する操作者の状態を利用したバイオフィードバックはヒトが無意識のうちに行なっている把持操作における操作者の内部状態を操作の表には現れない内力としての把持力を推定し,制御に用いるものであり,多指操作環境において実現したことは重要な意味を持つものであると考える.

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi