歩容遷移パタンが異なることが知られているオオムカデ目2種(トビズムカデとセスジアカムカデ)について、各体節の大きさ、脚の各関節の長さ、脚間距離の精密測定よび体重測定を行なった。 移動に伴うアンデュレーションに関係する数体節を含む長さスケールに関連したムカデの動的粘弾性を3点曲げ計測法によって測る計測装置を自作し、計測することによって、上記2種において特に速い曲げ速度について定性的に大きく異なる特性を持つことを明らかにした。併せて、ムカデ力学モデル(2次元)について陸上の這行モデルおよび遊泳モデルを作成した。
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