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2021 年度 実施状況報告書

高エラーな不揮発メモリを用いた低消費電力ニューラルネットワークデバイスの提案

研究課題

研究課題/領域番号 20K12003
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

荒井 礼子  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (50431755)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード磁性メモリ / 書き込みエラー率
研究実績の概要

昨年度に引き続き、書き込みエラー率の分布形状に関する解析を行なった。分布の期待値や分散だけでなく、分布の歪みや裾の広がり具合の指標(歪度・尖度)も合わせて調べることにより、素子の動作条件と素子物性のばらつきの組み合わせで様々な形状の分布となり得ることがわかった。また、情報喪失エラーにおけるエラー分布を調べるための磁化ダイナミクスシミュレーションを実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

エラー分布を解析および生成するための手順を明確にできたため。

今後の研究の推進方策

磁化ダイナミクスシミュレーションから得られた情報をもとに、情報喪失エラーにおけるエラー分布を理論的に導出する。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症対策で出張を控えたことにより旅費の使用がなかったため。
本年度は出張が可能な状況であれば学会参加等にかかる旅費として使用する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Probability Distribution of the Write-Error Rate of Voltage-Controlled Magnetoresistive Random-Access Memories2021

    • 著者名/発表者名
      Arai Hiroko、Hirofuchi Takahiro、Imamura Hiroshi
    • 雑誌名

      Physical Review Applied

      巻: 16 ページ: 064068

    • DOI

      10.1103/PhysRevApplied.16.064068

    • 査読あり
  • [学会発表] 電圧駆動MRAM における書き込みエラー率の確率分布に関する理論的研究2021

    • 著者名/発表者名
      荒井 礼子, 広渕 崇宏, 今村 裕志
    • 学会等名
      応用物理学会

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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