研究課題
基盤研究(C)
エラー率の高いメモリを積極的に利用することを目標に、電圧駆動型の磁気メモリ(VC-MRAM)を対象に、書き込みエラーと保持エラーに注目した研究を行った。まず製造時の物性ばらつきを想定した場合の書き込みエラー率分布について理論研究を行い、書き込みエラー率の確率密度関数を導出した。また保持エラーと書き込みエラーの関係について解析的・数値的に調べ、特徴的な時間について議論した。
スピントロニクス
エラー率の高いメモリを利用したメモリシステムの実現に向けて、メモリシステムの設計、運用に必要となる基礎的な情報を提供できる理論的枠組みを構築した。