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2023 年度 実績報告書

学認と連携した安全な共同利用LMS実現のための受講情報確認システムの発展

研究課題

研究課題/領域番号 20K12088
研究機関群馬大学

研究代表者

浜元 信州  群馬大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (80432095)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードLMS / moodle / shibboleth
研究実績の概要

本研究の目的は、(1)Shibbolethを利用した共同利用LMSの匿名化と、(2)受講情報確認システムの実装である。(1)の匿名化については、昨年度までに検証環境での匿名化を実施した。実環境での展開については、群馬大学のIdPがShibbolethではない製品になったため実現できなかった。
(2)については、2022年度までで、受講情報確認システムの実装は終了しgithub上で公開した。2023年度は受講した学習ログ分析を進め国際会議KES2023にて口頭発表を行った。ここでは、群馬大学を例に、学認LMSで提供されている情報セキュリティ教材である「倫倫姫の情報セキュリティ教室」の最終テストの結果と受講時間等の学習ログの結果の関係を調査した。ここでは特徴量として、各コースの経過時間の平均と標準偏差、最終テストの受験回数を特徴量ととして採用し、これらの特徴量でクラスタ解析を行い受講状況、最終テストともに8クラスタに分類した。両クラスタの関係を調査した結果、速やかに受講が終了し最終テストも速やかに終わるクラスタが存在することが分かった。
また、関連する学習分析として学認LMSを運用しているプラットフォームであるMoodleとJupyter Notebookを連携させた学習ログ分析に関して、情報処理学会CLE研究会で口頭発表を行った。ここでは、Notebookのセル実行回数を特徴量としたクラスタ分析を行った結果、我々の提供したNotebook教材では、Moodle課題を正解できるNotebook実行状況を表すクラスタを特定することができた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Analysis of Activity Logs of GakuNin LMS in the Use of the Information Security Course at Gunma University2023

    • 著者名/発表者名
      Nobukuni HAMAMOTO、Koichi OGAWA、Hiroshi UEDA、Masako FURUKAWA、Motonori NAKAMURA、Kazutsuna YAMAJI
    • 雑誌名

      Procedia Computer Science

      巻: 225 ページ: 2932~2941

    • DOI

      10.1016/j.procs.2023.10.286

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] CoursewareHub環境を利用した大学初年次向け情報系講義の実践報告2023

    • 著者名/発表者名
      浜元 信州、小川 康一、横山 重俊、竹房 あつ子、合田 憲人
    • 雑誌名

      研究報告教育学習支援情報システム(CLE)

      巻: 2023-CLE-41 ページ: 1-8

  • [学会発表] Analysis of Activity Logs of GakuNin LMS in the Use of the Information Security Course at Gunma University2023

    • 著者名/発表者名
      Nobukuni HAMAMOTO
    • 学会等名
      27th International Conference KES2023
    • 国際学会
  • [学会発表] CoursewareHub環境を利用した大学初年次向け情報系講義の実践報告2023

    • 著者名/発表者名
      浜元信州
    • 学会等名
      第41回情報処理学会CLE研究会
  • [備考] 情報倫理eラーニング受講情報確認システム

    • URL

      https://github.com/n-hamamoto/cegc

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公開日: 2024-12-25  

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