| 研究課題/領域番号 |
20K12109
|
|---|
| 研究機関 | 香川大学 |
|---|
研究代表者 |
林 敏浩 香川大学, 創造工学部, 教授 (90264142)
|
|---|
| 研究分担者 |
米谷 雄介 香川大学, 創造工学部, 准教授 (00735144)
藤本 憲市 香川大学, 創造工学部, 教授 (20300626)
八重樫 理人 香川大学, 創造工学部, 教授 (30410848)
後藤田 中 香川大学, 創造工学部, 准教授 (40633095)
裏 和宏 愛媛大学, 総合情報メディアセンター, 助教 (40840153)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
| キーワード | COCORO / 心的特性情報 / 教育制御 / 拡張インタフェース / 教育支援システム / e-Learning |
|---|
| 研究実績の概要 |
2022年度は心的特性情報に基づく教育制御モジュールを組み込んだ教育支援システムCOCORO（COgnitive Characteristics ORiented Online-learning support system）の改良を行った。多様な学習者情報を扱うための教育支援システムの拡張性を備えたインタフェースの設計とシステムの試作を行った。本システムと連携する様々な入力システムに対応し、インタフェースは拡張性を備えている必要がある．今年度は、本システムが多様な学習者情報を柔軟に扱うため、様々な種類の入力形態やそれらを扱う入力システムの増減などに対応できるシステムへ改良した。特に、扱うデータ形式やデータの流れ、プログラム同士の関係など様々な種類の入力や入力システムの増減などに対応できる拡張性を備えたインタフェースを再設計した。設計したインタフェースは拡張性を備えているかを確認するため、複数の心的特性情報を扱う試作システムを開発して教育制御と拡張性について検証を行った。検証の結果、複数の心的特性情報を扱うに十分なシステム設計ができたことを確認した。なお、昨年度延期された運用実験については、コロナ禍の影響を考慮して今年度も実施に至らなかった。本システムが提供する代表的な学習環境はロープレイングタイプ（ロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームの代表的な形式）のインタラクションを基本とするため、関連学会としてゲーム学会で成果発表を行い、開発者と学習者（ユーザ）目線で拡張されたインタフェースについて意見交換した。
|
