研究課題/領域番号 |
20K12118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
倉山 めぐみ 函館工業高等専門学校, 生産システム工学科, 准教授 (20710867)
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研究分担者 |
國宗 永佳 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (90377648)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 課題の構造 / 課題間ネットワーク / 証明問題 / プログラミング / 思考 |
研究成果の概要 |
証明問題解決支援システムについて,証明の構造を利用して単文カード生成の自動化を行い,システムの利用実験を行った.システムの利用実験では,学習者がシステムを利用できていたことが分かった.一方で,正解率が極端に悪くなる問題もあり,今後,学習者の躓き方について詳細に分析をしていく必要がある. プログラミング解決支援システムについて,各課題間のネットワークを構築することができなったため,人の手で解答には用いない単文カードを各課題に入れ込み,システムの利用実験を行った.その結果,日本語によるプログラミングとC言語のプログラミングでは,前者の方が正解率が低い結果が得られた.
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自由記述の分野 |
学習支援システム,教育工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において,「単文カードを用いた学習」が学習者にとって,学習しやすい方法であり,記述して解答する方法と同程度の思考が必要であることが分かった.しかし,単文カードの用意の仕方によって,思考の範囲が限られることも分かったことから,「単文カードを用いた学習」が普及する上での一つの注意点が本研究によって得られた.
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