研究課題/領域番号 |
20K12435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 拓殖大学 |
研究代表者 |
田嶋 規雄 拓殖大学, 商学部, 教授 (20328008)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | マーケティング / 消費者行動 / ポップカルチャー / ポップカルチャー・イベント / ジャパニーズ・ポップカルチャー |
研究成果の概要 |
本研究は、マンガ・アニメファンの消費者行動分析から、観光資源としてのジャパニーズ・ポップカルチャー・イベント(以下、JPCEs)の発展プロセスを明らかにしようとするものであり、マンガ・アニメファンに関する消費者行動の集計化のパターンから、観光資源としてのJPCEs発展パターンを導出し、さらにJPCEs発展パターンに即したマーケティングの戦略・戦術類型を提起することができた。具体的には、ファンの心理としての①構造としての関与度と、②関与度の活性化状態の2つの軸からファンの行動を分類し、この分類に基づき、発展パターンとしての①市場形成モデル、②市場変容モデル、③市場連結モデルを抽出した。
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自由記述の分野 |
マーケティング
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マンガ・アニメファンの消費行動は、従来の消費者行動モデルでは十分に説明できない部分もあり、また、観光資源としてのジャパニーズ・ポップカルチャー・イベント(JPCEs)のポテンシャルに比して、JPCEsを対象とする研究が十分ではなかった点において、本研究は学術的貢献を果たしたと言える。また、展示会やイベントに注目した研究は散見されるものの、実務的な記述に留まることが多く、学術的な観点からの研究の蓄積は不十分であった。本研究では、観光資源としてのJPCEsは、必ずしも地域に由来する資源を活用する必要はなく、どこの地域でも開催することが可能であるという点において、本研究の社会的意義があったと言える。
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