本研究は、5つの地方都市の遊園地を対象に「屋外遊園地はどうやって生き残っていけばよいのか」という問いに取り組んだ。3年間の研究は、コロナ禍で進めていくこととなった。しかし、本研究の調査対象施設(遊園地)は、厳しい環境に置かれているものの独自の工夫で難局を乗り切った。本研究はその過程を共にし、その研究成果を次の4点に整理する。すなわち(1)学術的成果としての遊園地の今後の成長を分析するための遊園地利用者の回遊行動パターンモデルの作成、(2)ビジネスマッチング、(3)実証実験、(4)オーバーツーリズム対策および観光プロモーションである。
|