• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

大学教養課程における住教育の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 20K12529
研究機関京都大学

研究代表者

鈴木 あるの  京都大学, 理学研究科, 講師 (20467442)

研究分担者 妹尾 理子  香川大学, 教育学部, 教授 (20405096)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード教養教育 / 建築教育 / 住宅技術 / 建築技術 / 大学生 / コミュニケーション / 環境教育 / 共通教育
研究実績の概要

オンライン会議や電子メールを利用して建設業界のコンソーシアム会員である設計事務所、ハウスメーカー、資材メーカー等における建築実務者や研究者から有志を募り、定期的に勉強会を開催して情報収集を行った。その結果、インターネットの普及によって不完全な知識が広まっている事実や、一般市民の間での科学的基礎知識の不足、特に環境技術における様々な誤解や、事実を正しく伝えるための障壁が指摘された。代表研究者は大学教養課程において論じることが有意義であると経験したテーマについての予備研究的な英文論文を2編国際学会に投稿し採択されたが、新型コロナ禍により当該学会の開催が延期されたため、2021年にオンラインにて発表する運びとなった。分担研究者は住教育に関する先行研究を総括する論文を住宅会議109号にて発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナ感染症流行により対面での打ち合わせや聞き取りを自粛し、オンラインによる情報収集、意見交換、進捗した範囲内での投稿を行なった。

今後の研究の推進方策

引き続き出張が難しい状況が続いており先が読めないが、昨年から開始した遠隔による情報収集を継続する。進捗によってはインターネットを利用したアンケート調査を行う可能性もある。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナ感染症流行によって研究計画が大幅に遅れているため。今後も世情の推移を見守る必要があるが、旅費として計画していた予算を利用して大規模なアンケート調査を行うことも検討している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [雑誌論文] 持続可能な社会の担い手を育てる住教育2020

    • 著者名/発表者名
      妹尾理子
    • 雑誌名

      住宅会議

      巻: 109 ページ: 12-15

  • [学会発表] The foreigners’ roles on preserving historic houses: a case study in Hino, Shiga Prefecture, Japan2021

    • 著者名/発表者名
      Arno Suzuki
    • 学会等名
      The 27th UIA World Congress of Architects
    • 国際学会
  • [学会発表] Mixed Lifestyles in South African Townships2021

    • 著者名/発表者名
      Arno Suzuki
    • 学会等名
      The 27th UIA World Congress of Architects
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi