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2022 年度 研究成果報告書

連続インスリン測定デバイスの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K12618
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90110:生体医工学関連
研究機関東京大学

研究代表者

澤山 淳  東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (30580592)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードハイドロゲル / 蛍光測定 / バイオセンサー
研究成果の概要

研究では、色素の合成法とハイドロゲルへの固定化、そして高感度な蛍光測定デバイスの開発に成功しました。さらに、インスリン応答性と蛍光強度を評価し、ハイドロゲルセンサーの基本組成を決定しました。最終年度では、新たな蛍光色素を合成しましたが、以前の色素に比べてインスリン応答性が低下する課題がありました。また、デバイスの組み合わせによる測定を試みましたが、繰り返し測定や全血中のバックグラウンドの影響にはまだ課題が残りました。研究は将来的な高性能なハイドロゲルセンサーの実現へ向けた重要な成果をもたらしました。

自由記述の分野

生体医工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究の学術的な意義は、新しいインスリン検出システムの基盤となる知識を提供したことです。また、インスリンの測定において高感度で信頼性のあるデバイスを開発したことで、医療研究や治療におけるインスリンモニタリングの精度向上に寄与します。社会的な意義としては、糖尿病患者の生活の質を向上させるために重要な役割を果たします。この研究によって開発されたデバイスは、連続的なインスリンモニタリングにより、患者の血糖値の変動をリアルタイムで把握し、適切な治療の調整に役立ちます。さらに、この技術は糖尿病管理の効率化や合併症の予防にも寄与し、患者の生活の質や健康増進に大きな影響を与えることが期待されます。

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公開日: 2024-01-30  

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