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2022 年度 研究成果報告書

小型動物を用いた段階的に分析可能な人工視覚実験系の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 20K12633
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90110:生体医工学関連
研究機関奈良先端科学技術大学院大学 (2022)
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 (2021)
同志社大学 (2020)

研究代表者

増田 明  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 客員助教 (30612121)

研究分担者 春田 牧人  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (40733663)
高橋 晋  同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (20510960)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード人工視覚 / 光遺伝学 / 視覚野 / 小動物 / 神経細胞 / 行動
研究成果の概要

人工視覚は視覚系を刺激し視覚体験を再現する技術で、視覚障害の回復に期待される。視覚再生の高度化のためには、脳活動と実現視覚の関係明確化が重要と考え、人工視覚のための刺激―神経応答―行動の関係を明確化するプラットフォームを確立することを目的とし、以下の3つ、①赤色LEDアレイと集光レンズによる多点光刺激システムの開発、②小型神経活動イメージングデバイスに多点電気生理測定機能の組み込み、③一次視覚野への光刺激およびデュアルリッキングシステムを用いた人工視覚分離課題の構築を実施し、それぞれ動作検証を行った。今後これらを組み合わせることで、刺激―神経応答―行動の関係を明確化されることが期待される。

自由記述の分野

生体医工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人工視覚の研究は、視覚障害者の回復に期待される技術であり、視覚障害者だけでなく、その周囲の支援を行う方も含め、社会的に重要な意義を持つ。この研究では、人工視覚の刺激、神経応答、行動の関係を明確にするための要素技術としてプラットフォームを確立し、これらを組み合わせることで、刺激、神経応答、行動の関係をより明確にし、さらにはより自然に近い人工視覚の実現へ応用されることが期待さされる。その先には、視覚障害者の生活の質を向上させ、彼らの社会参加を促進する可能性があると思われる。

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公開日: 2024-01-30  

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