研究課題/領域番号 |
20K12672
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
杉 剛直 佐賀大学, 理工学部, 教授 (00274580)
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研究分担者 |
松田 吉隆 佐賀大学, 海洋エネルギー研究所, 准教授 (00578429)
後藤 聡 佐賀大学, 理工学部, 教授 (20225650)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 脳波 / 認知症 / 脳波自動判読システム / 早期診断 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
認知症外来にて記録された82例の脳波データより,認知症の進行度や早期発見に関連した脳波特徴パラメータの抽出と検証を行った.認知症および軽度認知障害と診断された57例からは,本研究が独自に構築したものを含めて,相関性の見られる複数の特徴パラメータが選択された.また,認知症以外の患者群25例も含めた解析では,認知症と認知症以外の群との識別を,脳波特徴パラメータにより可能であることが示唆された.更に,将来的な臨床応用を念頭に,脳波特徴パラメータ自動検出システムの基盤を構築した.
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自由記述の分野 |
生体医工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳波検査は簡便に脳機能診断が可能なため,脳波特徴パラメータが認知症診断のバイオマーカーとなれば,広く一般的に利用可能で客観的な認知症の診断指標となりうる.また,本研究は脳波特徴パラメータの自動検出を念頭においているため,コンピュータによる診断支援技術が確立されれば,脳波検査による認知症診断の効率が飛躍的に向上し,専門医不足の解消にも寄与する.加えて,脳波検査は脳機能情報の経年的記録が容易であるため,脳波特徴パラメータの推移から,薬物治療効果の定量評価や認知症の進行発症予測への応用も可能である.
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