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2022 年度 研究成果報告書

環境センサと移動ロボットを連携した見守りシステムのための深層学習・認識機能の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K12761
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90150:医療福祉工学関連
研究機関福岡工業大学

研究代表者

佐竹 純二  福岡工業大学, 情報工学部, 准教授 (60392726)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード見守りシステム / 移動ロボット / 呼吸推定 / 機械学習
研究成果の概要

環境センサと移動ロボットを連携させて人物の状態確認を行う見守りシステムの開発を行った。天井カメラを用いて人物の転倒などの異常を検知し、移動ロボットが転倒人物に近づいて呼吸推定を行う。
特に本研究では、見守りシステムの認識性能を向上させるため、機械学習の技術を取り入れた。転倒人物の姿勢を正しく認識するため、画像ベースの機械学習であるCNNを用いて転倒姿勢を推定する方法を開発した。また、Kinectの距離画像を用いて人物の胸の動きを取得し、距離変動の波形を学習させ、正常な呼吸とそれ以外を判別する方法を開発した。

自由記述の分野

医療福祉工学関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では移動ロボットが人物に近づいて状態確認を行う見守りシステムの開発を行ってきた。ユーザがセンサを装着する方法ではないため、ユーザの負担が小さく、システムに未登録のユーザにも対応できる。また、ロボットが移動することで、従来の監視カメラなどでは計測できない詳細な情報を取得できる。さらに、環境センサと連携することで、移動ロボット単体よりも高度な観測を行える。
なお、本研究が対象とする計測技術は、特に福祉・介護の分野で重要な技術であり、見守りシステムが自動化できれば人員不足の問題などを解消できる。また、詳細な状態確認が可能になれば、より安心・安全な社会を実現することができる。

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公開日: 2024-01-30  

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