研究課題/領域番号 |
20K12865
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
辻 泰岳 筑波大学, 芸術系, 助教 (10749203)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 絵図 / 描写 / 会堂 / 会衆 / デッサン / フォーマリズム / フォーム / スタイル |
研究実績の概要 |
2021年度も成果を段階的に示すことができた。具体的には、2017年に天津大学で開催された会議East Asian Architectural Cultureにおける口頭の発表と査読をふまえ、「Displaying the Phenomenal City」と題した論文が『East Asian Architecture in Globalization』(2021年7月)に掲載された。また万国博覧会について史的な検証を進める万博学研究会に招かれ、2021年9月4日には「冷戦下のアート・ムーブメント なぜExpoにゆくのですか」と題し口頭で発表した。あわせて2021年9月17日には日本大学で開催された「世界建築史15講セミナー」で発表をする機会も得た。さらにニュー・サウス・ウェールズ大学が主催する会議「Architectures for a Mutant City」における口頭の発表と議論をふまえ執筆した論文が、『The Urbanism of Metabolism』(2022年3月)に掲載された。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2021年度は口頭の発表、論文など多くの成果を示すことができたため、順調に進展していると考える。
|
今後の研究の推進方策 |
2022年度は継続して文書や図面、写真など資料の収集をすすめ、とりまとめとなる成果を発表したいと考えている。またそれを支えに新たな課題に取り組むことを念頭におき、今後の展望を示すための準備も進める。
|
次年度使用額が生じた理由 |
予定していた調査を翌年に進めるため調整を要した。
|