心理言語学:実験研究において、刺激の統制に必要な語彙データベースが20年前かつ入手困難な『日本語の語彙特性』に制限されているという現状を打破できる。応用言語学:日本語教育において、客観的な語彙統計・行動実験データに基づいた初級から上級までの語彙サイズを網羅する新たな学習教材を開発できる。自然言語処理:形態素解析において、『分類語彙表』と『形態素解析辞書UniDic』の対応表を利用することで語彙統計・形態構造データを自動付与できる。リハビリテーション:言語聴覚療法において、医師および言語聴覚師の直感・経験に基づいて実施されてきた言語検査を標準化できる。
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