• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

タンデム学習を取り入れた日本語教員養成プログラムの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K13077
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関岡山大学

研究代表者

末繁 美和  岡山大学, 教育推進機構, 准教授 (60638998)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードタンデム学習 / 日本語教員養成 / 日本語教育人材に求められる資質・能力 / 外国語相互作用分析システム / 授業分析
研究成果の概要

本研究では,タンデム学習を取り入れた日本語教員養成プログラムのデザインを構築することを目的としたものである。具体的には,(1)日本語教育人材に求められる資質・技能の習得における課題の検討,(2)日本語教育人材としての資質・技能習得のためのタンデム学習のデザイン構築,(3)日本語教員養成課程履修生を対象としたタンデム学習の実践・効果測定を行った。外国語相互作用分析システムを用いた日本語授業分析により,タンデム学習が,日本語教員養成課程履修生の日本語授業に与える影響について検討した結果,タンデムを経験することで教室内のインターアクション増加に繋がる教授行動が促進される可能性が示された。

自由記述の分野

第二言語習得

研究成果の学術的意義や社会的意義

タンデム学習に関する研究においては,これまで「互恵性」「学習者オートノミー」に関する研究が中心であったが,本研究において,教授者と学習者,双方の立場を経験することができるというタンデムの特徴に着目し,日本語教育人材に求められる資質・能力の習得に部分的に有効であることを示したことは、学術的意義があると考える。また,日本語教員養成課程履修生を対象としたタンデムを組み込んだ新たな養成プログラムの実践およびその効果を示したことは,実践力のある日本語教育人材の育成が急務となっている現状を踏まえると、社会的な意義があると考える。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi