研究課題/領域番号 |
20K13138
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
河 正一 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 准教授 (20812150)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | インポライトネス / 失礼 / 無礼 / 攻撃的発話 |
研究実績の概要 |
本研究は、日韓大学生・高校生・中学生の社会的価値体系及び言語使用に関する意識調査を行う(それぞれ200名程度)。その上で、攻撃的発話がどの程度、相手の社会的価値を脅かすか、それに対してどのような反応を示すかを調査し、価値体系と言語行動の相互関連性を明らかにすることを目的とした。アンケートの内容は、調査Ⅰは、日本人と韓国人の価値体系を調査する(15問)。調査Ⅱでは、言語使用に関する男女の意識を調査し(9問)、調査Ⅲでは、攻撃的な発話に対する聞き手の反応を調査した(24問)。2020年度は、日本における中学生・高校生のアンケート調査が終わり、分析作業に入っている。詳細は以下の通りである(解答ミスなどを考慮していない)。残りの大学生のアンケートは、2021年度9月までに収集し、分析を行う予定である。 ・中学生:男105名、女99名(関西大学中等部) ・高校生:男97名、女110名(鳴尾高校、男39名、女75名、河南高校、男24名、女35名、興国高校、男34名) ・大学生:男45名、女50名(大阪府立大学男、25名、女40名、同志社大学男20名、女10名)
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
韓国でのアンケート調査の準備はできているものの、コロナの影響により、現地調査が行われていない。 2021年度中に現地調査を行う予定である。
|
今後の研究の推進方策 |
まず、韓国の現地調査を夏休み中に行う予定である。コロナの問題などを考慮し、状況によっては、オンラインで実施する。 そして、日本での調査を分析し、学会発表及び投稿を試みる。
|
次年度使用額が生じた理由 |
コロナの影響で韓国の現地調査が行われていない。アンケート調査の謝礼品としてシャープペンシル(700個程度)を購入する予定である。
|