研究成果の概要 |
低レベル・コーパス(LLC)と高レベル・コーパス(HLC)では、67種類と85種類の語彙バンドル(LB)、2,595トークンと3,072トークンが検出された。HLCの作者はすべての長さ(種類とトークン)のLBをより頻繁に使用していた。トークン数で評価した場合、これらの差は統計的に有意であった。また、LLCは課題文と重複するLBをより多く使用し、課題文への依存度が高いことが示された。機能別分類では、HLCの作者はすべての主要な機能カテゴリーを統計的に多く使用していることが示された。また、LLC作者は談話構成構造の割合が高く、HLC作者の方がスタンスバンドルの割合が若干高かった。
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