研究成果の概要 |
研究計画に則り、家計消費に深層習慣形成を組み込んだ2国NKMを構築し、そのマクロ経済的動学や最適金融政策のあり方について検討した(Okano, 2021)。さらに、自国と外国が政策協調をすることで得られる経済厚生の利得についても分析した(Okano, mimeo) また、家計の異質性を考慮したNKMを用いて、賃金粘着性の程度に応じて財政乗数の大きさを計算した(Ida and Okano, 2023a)。さらには、価格粘着性と賃金粘着性を同時に考慮した2国NKMを構築し、最適金融政策の分析をした(Ida and Okano, 2023b)。研究成果の詳細については、後述の研究成果を参照されたい。
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