研究課題/領域番号 |
20K13589
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
Liu Ting 京都大学, 経営管理研究部, 講師 (00843450)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | multinational companies / boundary spanning / expatriates / cross-cultural research / mixed-method approach |
研究成果の概要 |
この研究プロジェクトは、ミックスメソッドを用い、質的研究と量的研究の両方を取り入れ、多国籍企業の本社と子会社間の人間関係や外国子会社でのバウンダリースパニング活動に焦点を当て、駐在員のバウンダリースパニング活動とそれに伴うダブルエッジ効果に関する新しい理論的枠組みを開発し、検証した。本研究におけるコンテキスト固有のアプローチは、既存のバウンダリースパニングの文献に貢献した。研究成果は国内外の主要な学会で発表した上で、国際経営におけるトップジャーナルに投稿した。
|
自由記述の分野 |
国際人的資源管理論・組織行動論
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このプロジェクトは、駐在員のバウンダリースパニングがもたらすプラスとマイナスの効果に関する新しい理論的枠組みを開発し、実証的に検証した。また、バウンダリースパニング活動を行う駐在員やグローバル人材を採用する際の実践的な指針を提供している。多国籍企業は、バウンダリースパニングのポジティブとネガティブな効果を考慮し、利益を最大化すると同時に負の影響を最小限に抑えるための政策を実施する必要がある。
|