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2022 年度 研究成果報告書

組織再編成税制が企業行動に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 20K13662
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07100:会計学関連
研究機関神戸学院大学

研究代表者

河瀬 豊  神戸学院大学, 経営学部, 講師 (60805604)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード税務計画 / 組織再編成税制
研究成果の概要

わが国における課税される買収、及び導管体組織の課税される買収についての分析枠組を構築した。まず、株式会社における課税される買収については、事業譲渡後に会社を解散・清算結了すると、個人株主にはみなし配当課税と譲渡所得課税されるため、内国歳入法338条のような規定がないが、複雑なモデルとなる。
次に、導管組織の課税される買収についての分析枠組の構築を試みた。導管組織体は、パススルー型とペイスルー型に大別される。パススルー型組織の買収については、被買収(地位の譲渡)側の課税に関するルールがなく、どのように課税されるのか不明である。ペイスルー型の組織は、一般事業が選択できるものではない。

自由記述の分野

会計学

研究成果の学術的意義や社会的意義

わが国における組織再編成税制に関するタックス・プランニングのフレームワークを構築することを目的とし、この研究が進展すれば、税も考慮した合理的な組織再編成行動が明らかになるだろう。また、実際の組織再編手法が選択された理由もある程度解明できる可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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