| 研究課題/領域番号 |
20K13670
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
| 審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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| 研究機関 | 静岡文化芸術大学 (2023-2024) 石巻専修大学 (2021-2022) 大阪大学 (2020) |
研究代表者 |
野島 那津子 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 准教授 (00788614)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| キーワード | 「給付金のたかり屋」 / 社会的振り分け / 監視文化 / 生活の可視化 / 貧困ポルノ / 嫉妬 / 社会的排除 / 「合理的差別」 |
| 研究成果の概要 |
「給付金のたかり屋」に関するテレビ番組ならびに新聞記事データの分析、監視社会論や社会的排除に関する文献研究を通じて、主に次のことを明らかにした。(1)「給付金のたかり屋」の指示対象は、2010年頃を境に拡大するとともに「他者化」が強まっている。(2)代表的な「貧困ポルノ」では、給付金受給者「らしからぬ」ふるまいやコミュニティに「貢献する」様子が描かれ、「給付金に値する人々」と「値しない人々」への振り分けを促している。(3)給付金受給者の「生活」の可視化は労働者の「生活」との比較を可能にし、社会的振り分けは労働者の生活との対比を通じて「合理的差別」の様相を呈する。
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| 自由記述の分野 |
医療社会学、福祉社会論、社会的排除
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、社会的排除の状態にある人々が、たんに「給付金のたかり屋」として社会的に振り分けられるだけでなく、給付金に「値する人々」と「値しない人々」に振り分けられうることを示した点にある。本研究は英国のメディアを対象にしたが、生活保護受給者や障害者のふるまいがSNSやメディアを通じて度々批判される日本においても、「本当に困っている人」と「そうでない人」を振り分けようとする諸力が働いていることから、本研究の成果は、国内のメディアにおける給付金受給者の表象や、SNSでの反応を考えるうえで参照点となりうる。
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