被災後のニーズの不確実性を軸にした高齢女性支援のための保健福祉体制構築

2022 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 20K13692
• 研究機関: 福島大学
• 研究代表者: 板倉 有紀 福島大学, 行政政策学類, 准教授 (70732353)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: 保健医療

研究実績の概要

災害や感染症に関する保健医療専門職の活動状況を調べ、特に女性のニーズへの対応や、高齢者への対応について調べた。認知症など高齢者に多い疾病がどのようにジェンダ―構造を反映するのか、関連する議論をもとに検討を続けた。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

高齢女性に関する研究も、保健医療専門職を対象にした調査も、コロナ感染拡大により実施することができなかった。

今後の研究の推進方策

引き続き、災害時の女性支援を念頭に、可能であれば、今年度内に調査研究を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

感染症の影響があったものの、社会的な規制が緩和され、高齢者ならびに保健医療専門職への調査研究を進めることができる見込みであり、出張旅費やアンケート調査の郵送費に支出予定である。