本研究では、アメリカ・カリフォルニア州の州立図書館、カリフォルニア歴史協会、ヴェンチュラ・ミュージアム、カリフォルニア大学リバーサイド校、南カリフォルニア大学図書館、イェール大学図書館等を通じて史料収集を行った。これらの史料をもとに、カリフォルニア州で不就学の移民の子どもを対象としたホームティーチャーの活動、学校と連携しながら不就学の子ども、要保護児童、非行児童に接近した保護観察官の役割について明らかにした。また、ペンシルベニア州の事例では、少年司法の場において、医学化、とりわけ精神医学・心理学の導入が起きていたことが確認された。国内および韓国の学会、研究会で成果発表を行なった。
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