研究成果の概要 |
本研究課題は、高齢者のフレイルと、健康行動、環境要因との関連性を明らかにすることを目的として実施し、フレイル高齢者は非フレイル高齢者に比べ、交通行動の制限が大きく、主たる移動手段が自動車の地域において顕著であること(Abe et al., Int J Environ Res Public Health, 2020)、物理的環境に加え、社会環境もフレイルに関連していること(Abe et al., Geriatr Gerontol Int, 2021)、農作業、知的活動、社会参加がフレイル予防あるいは改善に寄与しうること(Abe et al., Maturitas, 2020)を報告した。
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