研究課題/領域番号 |
20K13879
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
原 紘子 熊本県立大学, 共通教育センター, 准教授 (00707870)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 映像制作 / filmmaking / active learning / global competence |
研究成果の概要 |
本研究では、英語圏での教育におけるアクティブ・ラーニングの浸透に鑑み、日本において、多様なバックグラウンドをもつ人々と協力する能力を涵養しグローバル人材の輩出に貢献しうるアクティブ・ラーニングを取り入れた新たな教育方法の提案を試みた。まず、アクティブ・ラーニングの促進およびグローバル・コンピテンスの涵養を目指す教育についての文献調査を実施した。次に、アクティブ・ラーニングの実践として共同映像制作プロジェクトを立ち上げ、大学生とともにショートフィルムを制作した。当プロジェクトでは、学生が協働して、英語と日本語を用いて国内外の幅広い観客層にメッセージを発信する映像作品が完成した。
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自由記述の分野 |
教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の一環として制作されたショートフィルムは、イギリスでの対面形式の学会やオンラインで開催された国際学会で上映され、ビジュアル調査法を用いた新しい試みとして高評価を得た。また、共同映像制作は、それに携わった学生の満足度が高く、クリエイティブな活動を通して、学生自身に自国文化だけでなく他国の多様な文化についても気付きや発見をもたらす有効な教育方法となりうることが示唆された。本研究が示した高等教育における新たな教育方法は、グローバル人材の輩出に向けたアクティブ・ラーニングの促進とグローバル・コンピテンスの涵養に貢献しうると考えられる。
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