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2021 年度 実施状況報告書

近代学校教育黎明期のブータンにおける人材育成の実態解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K13885
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

平山 雄大  お茶の水女子大学, グローバル協力センター, 講師 (80710649)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード近代化 / 近代学校教育史 / 人材育成 / 留学 / ブータン
研究実績の概要

本研究の目的は、ブータンの近代化を担う人材がどのように選抜され、どこでどのように育成されていたのかを明らかにすることである。着目するのはブータン王国建国(1907年)後に少数精鋭のエリート教育が行われていた20世紀前半(特に1910~1940年代の40年間)で、これまでの研究における不明点の解明に取り組み、精緻な資料・文献調査及び実地調査を通して回答を導くことを目指している。
新型コロナウイルス感染症の影響下において海外渡航が叶わず、実施予定であった資料・文献調査及び実地調査を行うことができなかったため、前年度に続きこれまで収集した資料・文献を広く整理し直した。イギリス議会資料のブータン関連文書、シッキム政務官による各種報告、カリンポンのセント・アンドリューズ・コロニアル・ホーム(St. Andrew's Colonial Homes)の校誌等を取り上げ、その成果の一端を「2021年度第9回ブータン連続セミナー」(第149回ブータン勉強会)及び「2021年度第10回ブータン連続セミナー」内で発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の影響で、1年目(2020年度)・2年目(2021年度)に予定していた調査が実施できなかったため。

今後の研究の推進方策

申請書に記した研究計画に従い、(1年目・2年目に実施予定であった調査も含め)計画を実行に移していくことを目指すが、新型コロナウイルス感染症の状況次第では、その変更・再考も検討する。

次年度使用額が生じた理由

予定していた調査を実施することができなかったため。海外渡航が可能になった際に、旅費として使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 映像作品を通してブータンの諸相を学ぶ(9)―『ベスト・オブ・ドキュメント』「アジアン・モナーキー 君主制の過去と未来 ブータン編」(2012年)―2022

    • 著者名/発表者名
      平山雄大
    • 学会等名
      2021年度第9回ブータン連続セミナー(第149回ブータン勉強会)
  • [学会発表] 映像作品を通してブータンの諸相を学ぶ(10)―『NHK海外取材番組』「小さな国々 第5集 ヒマラヤの秘境ブータン」(1967年)他―2022

    • 著者名/発表者名
      平山雄大
    • 学会等名
      2021年度第10回ブータン連続セミナー(第150回ブータン勉強会)

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公開日: 2022-12-28  

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