研究課題/領域番号 |
20K13912
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
利根川 佳子 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (10608186)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | エチオピア / インクルーシブ教育 / 障害児教育 / アフリカ |
研究実績の概要 |
本研究費では、エチオピアへの現地調査費や学会参加のための旅費などを主な支出として予定していた。しかしながら、コロナウィルスの影響で、2020年度に引き続き2021年度もエチオピアでの現地調査は実施できなかった。また、多くの学会もオンライン開催になったため、本研究費を予定通り使用できなかった。 筑波大学の川口純氏と帝京大学の大塲麻代氏と共に、2021年8月に、エチオピアおよびマラウイの教育省のインクルーシブ教育担当官にオンラインでインタビューを実施した。そこでは、エチオピアとマラウイにおけるインクルーシブ教育政策と実施の比較を行い、類似点と相違点を明らかにした。国際潮流に大きく影響を受けながらも、独自のインクルーシブ教育を実施していた。調査結果は、共著で論文とした。 その他は、文献精査を進めることが中心となった。 エチオピアのインクルーシブ教育に加え、本研究費で購入した文献を使用して、2019年にデータを収集していたミャンマーにおけるインクルーシブ教育を分析した。調査結果は、論文、書籍として出版し、学会においても発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究費では、エチオピアへの現地調査費や学会参加のための旅費などを主な支出として予定していた。しかしながら、コロナウィルスの影響で、2021年度は海外調査の実施はできず、多くの学会もオンライン開催になったため、本研究費を予定通り使用できなかった。2021年度は、文献精査を進めることが中心となった。
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今後の研究の推進方策 |
今年度中にエチオピアでの現地調査を実施し、データ収集を行う。その後、これまで行っている文献精査をもとに学会発表および論文執筆を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ感染拡大の影響およびエチオピアにおける内戦の影響によって、エチオピアにおける現地調査が実施できなかったことが原因である。 今年度および来年度には現地調査を実施し、データを収集、分析を行い、その結果を学会発表および論文執筆を実施する予定である。
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