研究課題/領域番号 |
20K13938
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
青木 賀津子 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (00829351)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 乳幼児保育環境 / 保育教育思想 |
研究実績の概要 |
新型コロナウィルス感染症の影響により、実施予定であった国内外の保育施設での施設調査が延期を余儀なくされたことに加え、2022年8月末まで育児休業を取得したため、施設調査についてはスケジュールに遅れが生じている。 いっぽうで、研究対象とした4つの教育思想(モンテッソーリ教育、ハンガリーの保育実践、レッジョ・アプローチ、テ・ファーリキ)の文献・基礎資料の分析については、建築的視点から各教育思想の特徴の整理を進め、2024年1月に、その研究成果の一部を『第4版コンパクト建築設計資料集成』(日本建築学会)の「教育思想と空間づくり」にまとめた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の流行により、国内外の保育施設における施設調査が困難となったため。また、2022年8月末まで育児休業を取得したため、研究の進捗はやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症は収束の方向に向かっているが、保育施設での現地調査の受入れは、依然厳しい状況であるため、オンラインでのヒアリング調査を中心に空間づくりの事例を収集していきたい。今年度は、特にハンガリーの保育の実践園へのヒアリング、現地調査をおこなう予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染症の拡大により、予定していた国内外の保育施設調査が実施できなかったことに加え、2022年8月末まで育児休業を取得したため、未使用額が発生した。今年度は、国内・海外調査の費用として使用予定である。
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