研究課題
若手研究
本研究では、認知機能と食行動の関係について、成長による変化を観察することを目的とした。成長期において、食行動は認知機能と関連していることが示唆された。また、その関連は成長とともに「実際にどのような食行動をとる必要があるか」を考えるようになることが推察された。ワーキングメモリの状況によって、食行動に対する意識も異なること、運動セルフエフィカシー等にも関係することが示唆され、今後は他の認知機能と食行動との関連等についても検討したい。
学校保健
成長期において認知機能と食行動の関係性がいかに構築されていくのか理解することは、学校保健領域においても重要な課題である。本研究においては、成長期に食行動は認知機能と関連していることが示唆され、その関連は成長とともに「実際にどのような食行動をとる必要があるか」を考えるようになることが推察された。本成果は、さまざまな子どもの食行動や痩せについてサポートする一助となり得る。