2020 年度実施状況報告書

メンタルヘルスリテラシーに関する教員教育方法の確立

研究課題

研究課題/領域番号	20K13978
研究機関	奈良県立医科大学
研究代表者	盛本翼奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90613795)
研究期間 (年度)	2020-04-01 – 2022-03-31
キーワード	メンタルヘルスリテラシー
研究実績の概要	無作為化ランダム化比較試験でDVD教材を用いたMHL教育を実施した結果、対照群（43名）と比較して、介入群（49名）でメンタルヘルスに関する知識と、うつ病の生徒を援助する意欲が有意に高まっていることが示された。この結果を、英文雑誌に発表した（A Randomized Controlled Trial Evaluating the Effectiveness of a Short Video-Based Educational Program for Improving Mental Health Literacy Among Schoolteachers. Ueda J, Yamaguchi S, Matsuda Y, Okazaki K, Morimoto T, Matsukuma S, Sasaki T, Kishimoto T. Front Psychiatry. 2021 Feb 26;12:596293. doi: 10.3389/fpsyt.2021.596293. eCollection 2021. PMID: 33716813）。
現在までの達成度 (区分)	現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している理由上記成果を発表したが、COVID-19蔓延のため、新たな研修会の開催が遅延しているため。
今後の研究の推進方策	COVID-19に万全の対策を取りつつ、新たに2021年8月に介入を伴う研修会を予定している。
次年度使用額が生じた理由	研究参加者の謝金が余剰したため、翌年度も同目的で使用する。