• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

異文化理解のための宗教教育:自己認識と他者への寛容性を高める授業モデルの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K14003
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関広島大学

研究代表者

DELAKORDA・KAWASHIMA TINKA  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 講師 (30825873)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードIntercultural education / Religious awareness / Teacher training / Immigrant education / Cultural sensitivity / Teaching material / Teaching strategies / Cultural diversity
研究成果の概要

日本の公立学校では、多様性を学ぶ教師が不足しているため、文化的・言語的に多様な(CLD)生徒への対応が困難な場合が多い。本研究では、宗教社会学における宗教性の指標を活用し、現職教員の宗教意識を高める体験学習のための効果的な授業モデルと教材を開発することに焦点を当てた。高校から大学までの様々な教育現場における対話活動の複数の評価に基づき、研究者は宗教的価値観に関する対話を含むワークブックを開発し、多様性と異文化コミュニケーションの教育者向けの指導マニュアルも作成した。研究の結果、宗教的・精神的な価値観や信念を自己認識することが、教師の文化的感受性にプラスの影響を与えることが示された。

自由記述の分野

Sociology of religion

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の公立学校では、様々な宗教的ニーズを持つ児童の数が増加していることが課題となっている。多分野からなる本プロジェクトで開発された教授法と教材によって、教員は、宗教の違いを受け入れる異文化間対話を促すための自己認識とスキルを習得することができる。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi