研究成果の概要 |
本研究は、国内外で児童生徒の問題行動の防止効果が実証されている「学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)」における「データに基づく意思決定」を、日本の学校現場に実装することを目指して行った。具体的には、児童生徒の問題行動データ分析アプリの開発とそのユーザビリティ検証、SWPBSの実行度(必要な要素を実装できている程度)を測定するツールである日本語版Tiered Fidelity Inventoryの改訂作業、さらに「データに基づく意思決定」を適切に行えているか得点化する評価尺度であるDecision Observation, Recording, and Analysis-IIの翻訳も行った。
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