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2020 年度 実施状況報告書

自閉スペクトラム症児と典型発達児の関係性と自己・他者理解に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K14059
研究機関独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

研究代表者

李 煕馥  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, その他部局等, 特任研究員 (40708385)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード自閉スペクトラム症
研究実績の概要

本研究は、自閉スペクトラム症(ASD)児と典型発達(TD)児との関係性に着目し、その関係性の特徴とASD児とTD児の自己理解や他者理解の特徴との関係を明らかにするとともに、両者の自己理解や他者理解を促進する教育支援の在り方について検討することを目的としている。初年度であった今年度は、小学校の特別支援学級に在籍し、通常の学級で交流及び共同学習を行っているASD児とそのASD児を受け入れている交流学級を対象とし、ASD児と交流学級との関係性や、その関係性の中でASD児が自分をどのように理解しているか、交流学級はどのような特徴があるかに関する調査研究を行う予定であった。
しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大により、3月に一斉休校が決まり、その後も感染防止対策や学校現場への負担感等を考慮し、教育現場での対面研究は中止せざるを得なくなった。そのため、今年度は予定していた研究が遂行できず、今後のコロナ感染症の影響を考慮した研究方法等の修正を行う必要性が生じた。今後は実施可能な研究方法の修正を行い、学校現場に負担にならない形で研究を遂行していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ感染症の発生、拡大により、当初予定していた学校現場での対面研究が難しくなり、予定通り研究を遂行することができなかった。

今後の研究の推進方策

今後の対面研究の方法を少し修正し、学校現場に負担にならない形で研究目的を達成できる方法を工夫し、研究を実施していく予定である。協力者である学校現場の教員と打ち合わせを重ねながら、今の状況でできる方法を見つけ出し、必要な研究を遂行していく。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルス感染症の発生や拡大により、今年度の対面研究を遂行することができなかった。またコロナ感染症にかかわる家庭の事情も重なり、研究費を使用しての研究が困難であった。

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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