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2021 年度 実施状況報告書

自閉スペクトラム症児と典型発達児の関係性と自己・他者理解に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K14059
研究機関独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

研究代表者

李 煕馥  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, その他部局等, 特任研究員 (40708385)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード自閉スペクトラム症 / 典型発達 / 関係性
研究実績の概要

本研究は、自閉スペクトラム症(ASD)児と典型発達(TD)児との関係性に着目し、その関係性の特徴とASD児とTD児の自己理解や他者理解の特徴との関連を明らかにするとともに、両者の自己理解や他者理解を促進する教育支援のプログラムを開発し、検討することを目的としている。具体的には、小学校の特別支援学級に在籍し、通常の学級で交流及び共同学習を行っているASD児とそのASD児を受け入れている交流学級を対象とし、ASD児と交流学級にいるTD児との関係性を把握し、その中でASD児自身は自分のことをどのように理解しているか、交流学級のTD児をどのように理解しているか、さらにはTD児は自分自身や友達である他者をどのように理解しているかに関する特徴を明らかにする研究を行う予定である。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止により学校現場での研究遂行に以前よりも慎重に行う必要があることと、個人的に家庭の事情も重なり、思う通り研究が遂行できなかった。そのため、今年度は主に先行研究の整理や研究遂行方法の変更等の検討を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染拡大防止により学校現場での研究遂行に難しさがあった。そのため、学校現場に頻繁に出入りする形ではない方法を模索している。さらに家庭の事情も重なり、思う通り研究遂行ができなかった。

今後の研究の推進方策

次年度からは本格的に研究を動かしていく予定である。学校現場に頻繁に出入りする形ではなく、研究協力者とのオンライン会議や研究対象の子どもたちの様子をビデオ撮影して共有する等の方法を模索している。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルス感染拡大や、家庭の事情も重なり、今年度も思うように研究が進まなかった。そのため主に先行研究の整理や研究遂行方法の模索等を行い、研究費を使用しての研究までは至らなかった。

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公開日: 2022-12-28  

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