新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応が急遽求められ,基準枠組みを作成・検討しながら,必要なオンラインFDプログラムを実施した.具体的には,Web 会議システムであるZoomを用いた授業の実施方法,動画やテキストを用いたオンデマンド型授業の実施方法,学生のネット環境に応じた通信量への配慮方法など多様なトピックを取り扱った. その際,オンラインにおける意見集約が困難であったことから,意見集約を促す Web プラットフォームの構築を行い,その活用と評価を行った.質問紙調査の結果、システムの有用性とワークショップ全体が高く評価された.これらを通して新たなFDプログラムの形式を提示できた.
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