スマートデバイスや人工知能を用いた運動技能のセンシングや分析により,運動技能の習得における個別最適化の手法を開発することを目的とした。スマートデバイスの用途は,動作のセンシングとフィードバックの提示であり,AIの用途は,画像認識技術や骨格検出技術による動作のセンシングや,スマートデバイスによりセンシングしたデータの分析である。スマートデバイスとAIの骨格検出技術を用いたのこぎり引きの練習からは,技能の向上が認められた。また,スマートデバイスで得られたセンシングデータをAIで分析することにより,のこぎり引きのタイプの分類が可能であり,それに応じた助言を提示することが可能であると示唆された。
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